2013.01.09 Wednesday
よい絵本 「てぶくろ」「キリンさん」「ペレのあたらしいふく」
よい絵本は、わかりにくいので通し番号のまま。
まとめ書きなので、去年読んだ本もここに入っています。
087/てぶくろ
大きな手袋は小動物が入ってあたたまるのにちょうどいいサイズ。
寒い日に、どんどんほかの動物たちがその手袋に集まってくる。
大きいと言ってもさすがに無理ですよ、というほど、
どんどんその手袋の中にはいっていく。
毛糸は確かに伸びるイメージだけど、そんなに、そんなに!と
思っているところで、その手袋の持ち主がやってくる。
やっぱり、伸びてしまっているのかな、
もう片方に比べてあったかいのかしら
とその先のことが気になってしまう。
ひとつのところに次々と集まってくるはなしってなんだかわくわく。
088/キリンさん
詩をもとに、やわらかい絵が描かれる。
やさしいやわらかい色遣いって幼いころの特権みたい。
小さな子のぽよぽよした雰囲気に、淡い色はとても似合う。
089/ペレのあたらしいふく
わらしべ長者を思い出す。でも得をするというよりも、
働いてその対価で得るという経済(?)の仕組みがよくわかる。
ひつじの毛が洋服になっていく過程としても楽しめる。
それぞれの分野に特化した職人がいて、それぞれの技術で
洋服ができあがっていくのを見るのはなんだか清々しい。